2026/02/05 12:16
こんにちは!ツルタです。今日はお客様からよくお問い合わせをいただく「レモンクォーツ」について話していきたいと思います。
レモンクォーツって、透明な水晶の中に薄く黄色が入ってる、すごく爽やかな印象の石ですよね。私も初めて見たとき、「あ、これ名前の通りレモンみたい!」って感じました。
でもね、よーく見るとわかるんですけど、この黄色って完全に均一じゃないんですよ。薄っすらと何かが入ってるような感じがするんです。で、これって一体何なのか気になりませんか?
内包物の正体は鉄分!

実はレモンクォーツの黄色の正体、鉄(iron)の微細な内包物なんです!
水晶が地中で成長する過程で、周りにあった鉄分を取り込んだんですね。この鉄分が酸化することで、あの淡い黄色〜レモン色が生まれるわけです。
具体的には:
- 酸化鉄(iron oxide) が主な原因
- ゲーサイト(goethite) という鉄の鉱物が含まれることも
- リモナイト(limonite) が入ってる場合もあります
これらの鉄系の鉱物が、本当に微細な粒子として水晶の中に分散してるんですよ。だから薄っすら入ってるように見えるんですね。
天然と加熱処理、どっち?
ここで一つ注意点があります。
市場に出回ってるレモンクォーツには、実は2種類あるんです:
- 天然のレモンクォーツ - 自然に鉄分を含んで黄色くなったもの
- 加熱処理されたもの - アメジストなどを加熱して黄色にしたもの
加熱処理されたものは、厳密に言うと「シトリン」って呼ばれることが多いんですけど、見た目がレモンクォーツっぽいので、同じように扱われることもあります。
加熱処理したものでも、元々含まれていた鉄分が熱で変化して黄色になるので、結局のところ「鉄が原因」っていう点では同じなんですけどね。
内包物の見え方いろいろ
レモンクォーツの面白いところは、内包物の入り方が一つ一つ違うところ!
- 全体的にふわっと黄色が広がってるもの
- 筋状に入ってるもの
- 一部だけ濃く色づいてるもの
- かなり淡くて、角度によってやっと見えるもの
これって、鉄分がどんな風に分布したかによって変わるんです。自然が作り出した偶然の芸術って感じですよね。
まとめ

レモンクォーツの薄っすら入ってる内包物は:
- 鉄(主に酸化鉄) が正体
- ゲーサイトやリモナイトなどの鉄系鉱物
- 微細な粒子として分散してるから、薄く見える
- 一つ一つ表情が違うのが魅力!
次にレモンクォーツを見る機会があったら、ぜひこの内包物の様子をじっくり観察してみてください。光に透かしてみると、鉄分の分布がよくわかって面白いですよ!
レモンのような爽やかな色合いの中に、地球の歴史が詰まってるって考えると、なんだかロマンを感じませんか?
それでは、また次回の記事でお会いしましょう!
