2026/02/06 12:34

こんにちは!今日はお客様からよくお問い合わせをいただく「含浸処理」について話していきたいと思います。

パワーストーンのお店や宝石店で「この石は含浸処理されています」という記載を見かけたことはありませんか?「え、何それ?」って思いますよね。私も最初は全然わからなくて、ちょっと不安になったんですよ。

含浸処理って簡単に言うと?

含浸処理っていうのは、簡単に言えば「石の隙間に樹脂やオイルを染み込ませる処理」なんです。

天然石って、自然が作ったものだから、どうしても小さなヒビとか隙間があるんですよね。特にエメラルドなんかは有名で、ほとんどの石に細かい亀裂があるんです。そういう隙間に透明な樹脂やオイルを染み込ませることで、見た目をキレイにするんですよ。

なんでそんなことするの?

理由はいくつかあります。

見た目を良くするためが一番大きいですね。隙間があると光の反射がうまくいかなくて、白っぽく見えたり濁って見えたりするんです。でも樹脂を入れると透明度が上がって、色も鮮やかに見えるようになります。

それから耐久性を上げるためでもあります。細かいヒビがあると、そこから割れやすくなっちゃうんですよ。樹脂で埋めることで、石が丈夫になるんです。

基本、宝石はぶつけたり落としたりしたことがないのでわかりにくいかもしれませんが、中には衝撃に脆い石もありますからね。

私は含浸処理されていないマイカ(雲母)のブレスレットをぶつけて割ってしまったことがあります…本当に真っ二つに割れてしまい、ヘコみました…。

どんな石によく使われるの?

エメラルドは業界では含浸処理が当たり前になってます。むしろ処理してない方が珍しいくらい。

他にも、ルビーやサファイアの一部、トルコ石、ラピスラズリなんかにも使われることがありますね。それぞれの石の特性によって、どれくらい処理が必要かは変わってきます。

当店では含浸処理されている場合は別途記載させていただいています。まず取り扱うことはないんですけどね。

これって問題ないの?

正直に言うと、含浸処理自体は宝石業界では広く認められている処理方法なんです。ただし、ちゃんと説明されているかどうかが大事なポイント。

問題なのは、処理していることを隠して売られるケースですね。きちんとした宝石店なら、必ず「この石は含浸処理済みです」って教えてくれるはずです。

処理された石のお手入れは?

含浸処理された石は、ちょっと注意が必要です。

熱に弱いことがあるので、超音波洗浄機とかスチームクリーナーは避けた方がいいですね。あと、強い化学薬品も樹脂を溶かしちゃう可能性があります。

基本的には、柔らかい布で優しく拭くくらいにしておくのが安全です。

値段との関係は?

一般的に、処理が少ない石の方が高価です。無処理のエメラルドなんて、めちゃくちゃ高いですよ。

1カラットで70~80万円とか…私はとてもじゃないですが買えないです笑

でも処理されているからダメってわけじゃありません。予算に合わせて、キレイな石を楽しめるって考え方もありますよね。

まとめ

含浸処理は、天然石をより美しく、より丈夫にするための技術です。広く受け入れられている技術ではありますが、買う時はちゃんと説明を聞いて、納得した上で購入することが大切ですね。

宝石を選ぶ時は、処理の有無だけじゃなくて、自分が「この石、素敵だな」って思えるかどうかが一番大事だと思います!

皆さんも宝石店で「含浸処理」って聞いたら、「ああ、あれね」って思えるようになったんじゃないでしょうか?