2026/02/12 11:29
こんにちは!商品担当のツルタです。みなさん、アマゾナイトって知ってますか?あの爽やかで鮮やかなターコイズグリーンの石。見てるだけで癒されるような、不思議な魅力がありますよね。
でもこの色、実はかなり謎に包まれてたんです。今日はアマゾナイトがなんであんなに綺麗な緑色になるのか、その秘密についてお話しします。
そもそもアマゾナイトって何?

アマゾナイトは長石グループの一種で、正式には「マイクロクライン」って呼ばれる鉱物なんですよ。化学式でいうとKAlSi₃O₈。カリウムとアルミニウムとケイ素と酸素でできてます。
名前の由来はアマゾン川なんですけど、面白いことに実はアマゾン川流域ではほとんど産出されないんですって。ずっとアマゾンで採掘されると思ってたのに…でも確かにモザンビーク産とかが多いんですよね。
長年の謎だった「緑の正体」
実はこの綺麗な緑色、長い間その原因がはっきりしてなかったんです。
昔は「銅が入ってるから緑なんだ!」って言われてたんですよ。ターコイズとか孔雀石も銅で緑になってますからね。でも詳しく調べてみたら、アマゾナイトには銅がほとんど入ってないことが分かって。じゃあ何が原因なの!?
実は「鉛」が主役だった
最近の研究で分かってきたのが、実は「鉛」が重要な役割を果たしてるってこと。
アマゾナイトの結晶の中に微量の鉛が入り込んでるんですけど、この鉛が特殊な状態で存在してるんです。しかも面白いのが、鉛だけじゃダメなんですよ。
「水」との絶妙なコンビネーション
鉛と一緒に、結晶の中に微量の水分子が入ってることが重要なんです。この鉛と水が隣り合って存在することで、初めてあの美しい緑色が生まれるんですって。
具体的には、Pb²⁺(鉛イオン)とH₂O(水分子)が結晶構造の中で特定の配置で存在することで、光を吸収する性質が変わるんです。そして青緑色の光だけを反射するようになる。これがアマゾナイトの色の秘密。
放射線も関係してる?
さらに面白いのが、自然放射線も色の形成に関わってるんじゃないかって説もあるんです。
アマゾナイトが形成される環境には、微量の放射性元素があることが多くて。長い年月をかけて放射線を浴びることで、鉛の状態が変化して、あの鮮やかな色になるんじゃないかって研究者もいます。何百万年、何千万年っていう時間スケールの話ですけどね。
産地で色が違うのはなぜ?
アマゾナイトって産地によって色が微妙に違うんですよ。
コロラド州のパイクスピーク産は鮮やかなターコイズブルーに近い色、ロシア産はちょっと濃いめの緑、ブラジル産はまた違った感じ。これは含まれる鉛の量や、一緒に入ってる他の微量元素、形成された環境の違いによるものなんです。
まとめ:自然の神秘
アマゾナイトの美しい緑色は、鉛と水という意外な組み合わせ、そして長い時間と自然の力が作り出した芸術品なんですね。
単純に「この元素が入ってるから」っていうだけじゃなくて、複数の要素が絶妙なバランスで組み合わさって、初めてあの色が生まれる。自然って本当に不思議で、奥深いですよね。
次にアマゾナイトを見る機会があったら、「この緑色、鉛と水のコラボなんだよね」って思い出してみてください。きっともっと特別に見えるはずですよ~☺
